生原酒とは・・・
タンクの中の醪の発酵が進み、蔵元の目標とする状態になったとき、搾り(昔ながらの槽搾りor機械式のヤブタがあります)酒と酒粕に分けます。
* 生原酒とは、この搾ったままのお酒を言いアルコール度数も18度~20度あり、タンクの中の状態に最も近く、蔵の味を示すお酒と言えます。
(酒税法上 搾らないとお酒として販売できません)
当店で生原酒の比率が7割を占めるのは、そのお酒の個性を楽しむ方が多いからでしょう。
開栓当初の味、そして空気に触れ味が丸く変化していく様を楽しんでおられます。
(感動してその様を店で語ってくださいます)
冷蔵保存が必要になりますが皆様が心配されるほどひ弱ではなく、3年熟成された生原酒もあります。
*「原酒」はこのお酒に火入れ(65度位)を行い、微生物の活動を止めたもので、酒質が落ち着き深みがあり、冷蔵保存の必要もなく流通・保存が容易になります。